彩の国
1992年、県のイメージアップや県に対して親近感を持ってもらうことを狙って、埼玉県は「彩の国さいたま」という愛称をもうけました。
埼玉県の持つ「多彩」な魅力を表している「彩」の字は、これ以後、埼玉県産の農産物や公共施設にも冠されるようになっています。
埼玉県は、地域によって表情が異なります。
東京都に隣接している南東部は、比較的人口も多く、都市活動も活発です。
北部は群馬県との県境で、農業などで生計を立てている世帯が多いです。
西部の秩父地域は山が広がる自然豊かな地域で、登山や観光に訪れる人が多い場所です。
埼玉県の農業
県の北部が農業の盛んな地域です。
ブランド米「彩のかがやき」やコシヒカリなどの稲作もしています。
他には、深谷ネギや岩槻ネギ、埼玉青ナスなど、昔から作られている伝統野菜も大切に受け継がれ、栽培されています。
少し意外かもしれませんが、埼玉県の野菜全体の収穫量は全国6位とトップ10入りしているのです。
中でも、小松菜、ネギ、カブ、くわい、ホウレンソウは全国収穫量1位、2位で、埼玉を代表する農産物となっています。
埼玉県の農業バイト
埼玉県は交通の便がいいことから、ほとんどの就農先に寮などの施設はありません。
つまり、通うことになるわけですが、もちろん交通費は支給されます。
伝統野菜を中心に栽培している農家、食品会社の提携農家、大手飲食店に卸す野菜を手掛ける農業法人、ハーブなどの葉物の栽培をする会社など、近郊農業であることが影響してか、企業を立ち上げて運営しているところが多く見受けられます。
その分、給与体系や雇用システムも充実しているところがほとんどで、各種保険を完備していることも珍しくありません。
そして多くの場合、アルバイトでも長期間働いてもらうことを希望しています。
将来的に正社員になれる可能性のあるところや、独立を目指す人を積極的に受け入れて支援してくれるところもあるので、生涯の仕事として農業と向き合っていきたいという人にも向いているでしょう。
1日8時間みっちり働きたい人にも、午前中だけ体を動かしたいという人にも、様々な条件の求人情報があふれているので、必ず最適の就農先が見つかります。