
日本では農業離れする人が多く、これは日本全国で問題となっています。
特に農業のさかんな地方では、若い世代がこぞって都会に出てしまうため、農業を継いでくれる跡取りがいないという問題が多発してしまいます。
そんな問題点を解消するべく、国は若者の農業離れを阻止するために色々な策を提案しています。
その1つが、農業者を仕事にするきっかけとなる「新・農業人フェア」の開催です。
では新・農業人フェアとはいったいどのようなフェアなのでしょうか?
詳しく説明していきましょう。
新・農業人フェアとは?
新・農業人フェアとは農業を始めたい人、農業に興味があるものの、何から始めてよいのかわからない…といった人のために行われるフェアです。
農業をすることに興味を持っている人が新・農業人フェアにいけば、気軽に様々な情報を得ることができます。
また新・農業人フェアに来ることで、独立して農業を始める具体的なスタートや道筋を立てることができたり、転職先や就職先を探したりすることもできるのです。
2015年度には農業に興味のある方が8228名も来場しており、新・農業人フェアには1328もの団体が出展しています。
新・農業人フェア の特徴とは?
全国で開催されている新・農業人フェアの特徴はいくつかあります。
まず新・農業人フェアにはたくさんの情報があふれているので、比較検討することが可能です。
農業を仕事にするということに対するヒントがたくさんあったり、その地域だけでなく、全国的な情報を一度に集めることができたりするのも魅力の1つでしょう。
さらに農業経営者、自治体相談員など農業に携わっている関係者から直接話を聞くこともできますし、相談することもできます。
話を聞いて、情報を収集するだけでなく、その場で転職先を探せるのも魅力の1つでしょう。
新・農業人フェアには求人情報ブース、研修生募集ブース、生徒募集ブース、就職支援、相談ブースの4種類のブースに分かれているので、自分にあったブース選びをするとよいでしょう。