
知っている人だけが得をする「インドア農業」とはどんなもの?
インドア農業とは、次世代のオーガニック農法です。
簡単に言いますと、室内で農業をしようとする試みです。
アメリカではバワリーファーミング社が動き始めていてビジネスモデルを作ってきています。
食料の未来を考える、そんなコンセプトを持っています。
バワリーファーミング社は自社独自のソフトウエアと最新のLEDやロボット工学を駆使しています。
室内農業をなんとか成功させて実用化を目指しています。
実際に従来の農業の方法と比較すると95パーセントも少ない水だけで、無農薬野菜を栽培することに成功しています。
「インドア農業」のメリットとは?
都市部の近くに室内農場を作ることが可能ですから物流コストが下がります。
これまで地方から都市に運んできたトラックが少なくなります。
環境への負担を軽減できるのです。
もちろんですが物流コストも激安になります。
バワリーファーミング社の農場は従来型の古い農場と比較した場合に、100倍以上の生産能力になっています。
世界的に見たら人口の急増のリスクもありますし、農地が減少している現実もあります。
都市部への人口流入が止まりません。
これは日本でも同じことが言えます。
ビルを農場にするという発想は画期的です。
効率的な垂直農場ができるのは現実になってきています。
大規模に実現ができるようになったのは理由があります。
それはデータ解析技術とLED技術が飛躍的に進んだからでしょう。
データ解析やロボット工学の発展によって、使われなくなった倉庫や工場が室内農場に生まれ変わってきます。
採用されているLEDライトは、大量生産で価格が下がり大規模農場でも導入できることになったのです。
コストが85パーセントも下がって効率が2倍になるのです。
商業規模でできるようになってきています。
こういったインドア農業が日本に輸入されてくる日は、もうそこまで来ているのかもしれません。